メール一覧に戻る
配信日:2022/03/12
新刊・近刊案内

-----目次------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
 1.新刊・近刊案内
 2.新着コラム
   「柳澤吉保を知る 第10回: 柳澤家と甲斐国―3本の寿影(その二)常光寺本―(宮川葉子)」
   「やさしい茶の歴史(三)(橋本素子)」
 3.新春初売りセールまだまだお承り中![総合営業部]
 4.日本古書通信だより(2022年3月号)
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

───────────────
  新刊・近刊案内
───────────────

〔近刊〕

★『葛城の考古学―先史・古代研究の最前線―』【2022年5月30日刊行予定】

松田真一編
本体予価3,200円+税

最新の発掘調査が解明するヤマト最重要の地、葛城の通史。古代の大豪族・葛城氏の拠点であり、巨大古墳や豪族居館跡など、考古学の発掘調査により重要な発見が見つかる葛城の歴史を、旧石器から奈良・平安時代にかけて、最新の発掘調査から解明!

詳細はこちらから→ https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2355


★『新皇居行幸年表』【2022年4月28日刊行予定】

詫間直樹編
本体予価11,000円+税

天皇の皇居・行幸一覧の決定版、15年ぶりの増補改訂!
歴代の天皇はどこに住み、どこへ出かけたのか――古代から近世まで、天皇の移動を通史的に把握。必携の座右の書

詳細はこちらから→ https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2358


★『史料纂集古文書編 第52回配本 安保文書』【2022年4月末日刊行予定】

新井浩文・伊藤一美・井上 聡校訂
本体予価17,000円+税

関東の中世史を明らかにする重要史料。
武蔵国安保郷を本拠とした安保氏に関する文書翻刻の決定版!

詳細はこちらから→ https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2231


★『出雲国風土記―地図・写本編―』【2022年3月31日刊行予定】

島根県古代文化センター編
本体予価8,000円+税

『出雲国風土記』研究の最前線にして決定版!!
風土記の景観を復元した地図編、主要7写本の本文写真から最新の校訂本文を提示する写本編……風土記研究において必携の座右の書

詳細はこちらから→ https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2353


★『近代歌舞伎年表 名古屋篇16 昭和7年〜昭和13年』【2022年3月31日刊行予定】

国立劇場近代歌舞伎年表編纂室
本体予価19,000円+税

明治元年〜昭和二十二年まで、名古屋の劇場で演じられらた、歌舞伎を含む、新派・新劇、映画、寄席芸などあらゆる演劇を収録した興行年表。

詳細はこちらから→ https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/101


★『キリシタン語学入門』【2022年3月25日刊行予定】

岸本恵実・白井純編
本体予価2,500円+税

キリシタン時代の文語・口語を知る教科書、誕生!
理論編で基礎知識を習得し、実践編で文献を読み進め、豊富な図版・付録・コラム・用語説明で理解を深める、豊潤な言語学入門

詳細はこちらから→ https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2230


★史料纂集古記録編 第213回配本 瑞龍公実録【2022年3月25日刊行予定】

徳川林政史研究所編/深井雅海・藤田英昭・川島孝一校訂
本体予価18,000円+税

尾張徳川家の2代当主、徳川光友(1625-1700)の事績録
記録の少ない近世初期の重要な史料!

詳細はこちらから→ https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2351


★『異聞 本能寺の変―『乙夜之書物』が記す光秀の乱―【史料で読む戦国史4】』【2022年3月22日刊行予定】

萩原大輔著
本体予価2,800円+税

信長が殺されたそのとき、光秀は本能寺にいなかった!
朝日新聞ほか、メディアで大きく取り上げられた新発見の史料を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。

詳細はこちらから→ https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2237


★『尊経閣善本影印集成78 尊経閣古文書纂 諸家文書 1〔第十輯 古文書〕』【2022年3月20日刊行予定】

前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介
本体29,000円+税

「諸家文書」は「尊経閣古文書纂」のうち、武家文書を中心とした古文書群。本冊には、一条文書・飯尾文書・蜷川文書・堀文書・日置文書・加藤文書・野上文書・駒井
文書として編成された古文書188点を収録する。

詳細はこちらから→ https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2248


★『須恵器研究の新視角』【2022年2月10日刊行】

渡辺 一著
本体11,000円+税

須恵器はなぜ受容され消滅したのか――東アジアの焼き物史からみた須恵器の特質に迫る
古代社会を支えた須恵器の受容・生産・流通・消滅を通史的・文化史的な観点から検討。新視角で論じる須恵器研究の決定版。

詳細はこちらから→ https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2352


◆その他の新刊はこちら
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books?categ=10000


=================================================================
─────────────
  新着コラム
─────────────

★柳澤吉保を知る 第10回: 柳澤家と甲斐国―3本の寿影(その二)常光寺本―(宮川葉子)

はじめに

柳澤吉保を知る第9回では、甲府市一蓮寺本吉保寿影を辿った。ここに言う寿影とは、吉保が元禄15年(1702)年に狩野常信に描かせ、翌16年8月26日に画賛を書き入れた3本の生前画像のことである(『楽只堂年録』第4、139頁)。

3本は各々、一蓮寺(甲府市)・常光寺(韮崎市)・永慶寺(大和郡山市)に奉納されたが、そのうちの今回は常光寺本を辿る。

常光寺本は、束帯(朝廷の儀式・公事に着用した装束)に太刀を佩用(はいよう、からだにつけ用いること)した吉保像、文台には軍令が置かれ、吉保自題(吉保が自ら選んだ文言)とする漢文の画賛(出典後述)が描かれている。

つづきはこちらから→ https://company.books-yagi.co.jp/archives/7929


★やさしい茶の歴史(三)(橋本素子)

『江家次第』に見る「季御読経」の茶

今回は、平安時代、宮中における仏教行事である「季御読経(きのみどきょう)」において、引き茶として振る舞われた茶が、どのようにして飲まれていたのかを見ていく。

なお、儀礼は毎回判で押したように同じことを繰り返すとは限らない。むしろ、その時その時の事情で変わるものと捉えた方がよい。

そこで、今回はふたつの史料を見ていきたい。

まずは、大江匡房(おおえのまさふさ)が書いた有職故実書『江家次第』二月「季御読経の事」である。そこには、宮中の南殿(紫宸殿)で天喜4年(1056)に行われたときの事例が書かれている。

つづきはこちらから→ https://company.books-yagi.co.jp/archives/7924


=================================================================
────────────────────────────────────────────
   新春初売りセールまだまだお承り中![総合営業部]
────────────────────────────────────────────

★新本アウトレット『2022新春初売りセール』カタログ出来!

年始にバーゲンブック(新本アウトレット)の通販カタログ(図書館・個人読者様向け)を発行いたしました。

新入荷品も多数含む986点の新本バーゲン!買ってお得、見て楽しい目録となっております。

3月になってもまだまだご注文はお承り中。この機会にぜひご用命くださいませ。

詳細はこちらから→ https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7854


=================================================================
──────────────────────────────
  日本古書通信だより(2022年3月号)
──────────────────────────────

★「日本古書通信」3月号(87巻3号)2022年3月15日発売 定価750円(送料79円)

2022年1月号より、前半8頁・後半8頁がカラーになりました。

〔主要記事〕
高木庄治 札幌・一古書店主の歩み 弘南堂書店高木庄治氏聞き書き (八)独立開店
八木書店古書部 近代日本文人の葉書20
川島幸希 復刻版の展示について
田坂憲二 臼井喜之介の詩集−吉井勇周遊
茅原 健 私家版嘉すべし
古川富章 種田山頭火文献考 (6)山頭火折本句集七冊詳解(後編)
北原尚彦 リレー連載「ミステリ懐旧三面鏡」 その六≪十六歳の掘り出し物≫
石川 透 奈良絵本・絵巻の研究と収集 (30)文正草子
福田 博 和書蒐集夢現幻譚120(完) 「支那春宮美人艶画帖」豪華帙に関連を探る
森  登 銅・石版画万華鏡174 春燈斎『銅版細絵図』
出久根達郎 本卦還りの本と卦179 菊池寛

その他

詳細はこちらから→ https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7916


=================================================================

八木書店メールニュース 第72号〔2022年3月12日〕

発行:株式会社八木書店出版部
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8
Tel.03-3291-2961 Fax.03-3291-6300
E-mail:pub@books-yagi.co.jp
HP:https://catalogue.books-yagi.co.jp/
Twitter:http://mobile.twitter.com/yagisyoten

お問い合わせは本メールにご返信ください
Ccopyright 八木書店 All Rights Reserved.

メールニュースのバックナンバーはこちら
https://sv6.mgzn.jp/pub/mailList.php?cid=S605815

以後、メールニュースの送付を希望されない方は、お手数ですが下記リンクより登録の解除をお願い申し上げます。
https://sv6.mgzn.jp/sys/unreg.php?cid=S605815

=================================================================

メール一覧に戻る