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配信日:2021/05/14
オンラインでの学会書籍展示
八木書店出版物メールニュース 2021年5月14日号〔第60号〕

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========================イベント・ニュース=========================

■オンラインでの学会書籍展示
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7345
新型コロナウィルスの影響で、今年の春の学会の多くはオンライン開催となりました。
それに伴い、例年行っている書籍の「学会展示販売」も下記の通りオンラインで実施させていただく運びとなりました。
八木書店以外の出版社もさまざまな工夫を凝らしながら、多数参加しています。いずれも期間限定にて、ぜひ「学会展示販売」にご参加ください。

■書評サイトALL REVIEWS掲載一覧
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7262
これまでALL REVIEWSに掲載された記事の一覧をまとめました。

■【重版出来】丸山徹著『キリシタン世紀の言語学―大航海時代の語学書―』
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7257
丸山徹著『キリシタン世紀の言語学―大航海時代の語学書―』が好評につき重版いたしました。


==========================新着コラム==========================

■柳澤吉保を知る 第1回:吉保誕生(宮川葉子)

徳川綱吉(1646〜1709)は、江戸幕府第5代将軍であるのは申すまでもない。在職は延宝8年(1680)から宝永6年(1709)の約30年。その全期を通じ、側近とし滅私奉公したのが柳澤吉保(1658〜1714)。

(つづきはこちら)https://company.books-yagi.co.jp/archives/7332

■高精細カラー画像で中世人の「声」を聞く―『蔗軒日録』の世界から(川本慎自・東京大学史料編纂所)

蔗軒日録は、室町時代の東福寺僧・季弘大叔(1421-1487)の日記である。季弘の生国が備前国であることから、「吉備」と音通の「蔗」をとって「蔗軒」と名乗ったのが書名の由来である。文中には「甘蔗庵」と名乗っているところも見られる。

(つづきはこちら)https://company.books-yagi.co.jp/archives/7293

■松平定信の晩年の自筆日記『花月日記』(岡嶌偉久子)

史料纂集古記録編『花月日記』は、江戸幕府老中筆頭であった松平定信の自筆日記である。「寛政の改革」後、引退して白河藩下屋敷に隠棲して以降、17年間の長期にわたる詳細な記録。

(つづきはこちら)https://company.books-yagi.co.jp/archives/7277


===========================新刊・近刊案内============================

【5月25日刊行予定】尊経閣善本影印集成76 蔗軒日録・盲聾記〔第九輯 鎌倉室町古記録〕
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2197
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕川本慎自・末柄豊
本体予価37,000円+税
連歌師宗祇との交遊等、政治・社会・文化を知る「蔗軒日録」や、当時としては珍しい医者の自筆日記「盲聾記」を収録。


【5月25日刊行予定】馬と古代社会
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2238
佐々木虔一・川尻秋生・黒済和彦編
本体予価8,000円+税
馬はどのように渡来し、社会に浸透したのか。馬文化の渡来、生産・飼育、交通、祭祀、儀式など、古墳時代から摂関期まで、日本考古学・文献史学を中心に、動物考古学、日本文学など、隣接する諸分野と多角的に検証。


【5月20日刊行予定】天理図書館所蔵 春雨物語―羽倉本・天理冊子本・西荘本―
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2233
天理図書館編
本体予価35,000円+税
上田秋成晩年の傑作『春雨物語』。従来まったく知られなかった新出羽倉本を高精細カラー版で影印、天理冊子本と西荘本を併せ初公開。


【4月30日刊行】史料纂集古記録編 第210回配本 楽只堂年録9(全10冊予定)
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2260
宮川葉子校訂
本体15,000円+税
徳川第5代将軍綱吉の側用人、柳沢吉保の公用日記!


◆その他の新刊はこちら
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books?categ=10000


==================日本古書通信だより(2021年5月)=================

■「日本古書通信」5月号(86巻5号)5月14日発売 定価750円(送料79円)
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7328

主要目次
特集
八木書店古書部 近代日本文人の葉書10
折付桂子 東日本大震災から一〇年−復興の現状と東北の古書業界(上)

本と人
門井慶喜 本の引っ越し
伊能秀明 孤高の儒者 西山元文−対馬に生まれ、九十九里に没す
古川富章 山頭火絶筆日記は偽筆だった(後編) その検証と筆跡鑑定結果
大野隆司 鯛焼き氏五たび

連載
岡崎武志 昨日も今日も古本さんぽ127 奈良「柘榴の國」ほか
石川 透 奈良絵本・絵巻の研究と収集(20) 雪女物語
真田幸治 小村雪岱の知られざる雑誌表紙絵27 「とゝいつ」

コラム
出久根達郎 本卦還りの本と卦169  探し物
その他


【本の引っ越し(門井慶喜)より】
歴史小説などというものを書いていると、古本とのつきあいは必須をこえて日常食のようなもの。
ただし、ほんとの食事とちがうのは減らないことです。いくら摂ってもそこにある、つまり本はふえる。本棚からあふれ、床に塔をなし、その塔のあいだの細い道をかろうじて人間様が通行させていただく状態に、ご多分にもれず私ももう何年も前から陥っていました。
私はそのころ賃貸の2LDKを仕事場にしていました。生活の場は別にあるから有効面積はわりと大きいはずなのに、結局、ほかの建物にもうひとつ部屋を用意しなければならなかった。これは痛恨事でした。

【東日本大震災から一〇年―復興の現状と東北の古書業界(上)(編集部折付桂子)より】
東日本大震災から10年が経った。小誌では震災以来、東北の古書業界を継続的に取材、2018年には東北の古本屋全店を紹介した。あれから3年、昨春からはコロナ禍にも晒されているが、少しずつ若い力が伸び、新しい取組も見える。


【お知らせ】
本誌は本年3月号で通巻1100号を迎えました。それを記念して、八木書店古書部が30年間に亘って蒐集してきた、近代文人の葉書1700名1700枚を全て画像付きの販売目録を兼ねた記事として、2020年8月号より3年間に亘り掲載していくことになりました。講談社『日本近代文学大事典』人名索引に掲載された文人を五十音順に掲載していきます。
ネットでの公開販売はなく、本誌定期購読者のみへの販売となります。
連載を保存することで、近代文人筆跡の参考文献となります。この機会に定期購読の契約をお勧めいたします。

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八木書店メールニュース 2021/5/14〔第60号〕
発行:(株)八木書店 出版部 https://catalogue.books-yagi.co.jp/
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