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配信日:2020/06/15
自分側を観察してみる
◇◆ Aステーションマガジン (Vol.271) ◇◆




お疲れさまです。


”自分の感情に責任を持つ”


何度か書いていますが、心の自由に必要なことです。



人はネガティブな感情を感じた時、


近くの誰か他者(実際にその場いなくても頭の中のイメージで)に


責任を置くということをたびたびします。



例えばそれは


「あの人が私をイライラさせる。(a)」


といったような形で表現されます。


かく言う私もいまだにあります。



それに対して、


「あの人の●●すると、(私が)イライラする。(b)」


という表現。



(a)のほうは自分の感情の責任の所在は他者。


責任は自分のところに置いていないので、


選択、決定権も無い状態です。


このままだと、いつまでたっても自由になれない。



一方、(b)のほうは


一応、イライラを感じているのは自分だという枠で見れています。


これは自分が責任を持っているので、


コントローラを握っているのは自分です。


こちらのほうが改善が可能性が高くなります。



さらに「冷静に分析するのに役立つ表現はどんなものか?」と、


自分なりに変えていってもよいでしょう。


たとえば


「あの人が●●した後で、私のなかである感覚がわいてくる」
(たった数秒であっても、後です)



そして、


自分がその感情を感じたときには


「自分のなかで何が起こっている(起こっていた)のだろう?」


こういう疑問(自分への質問)は役に立ちます。



ネガティブな感情が沸いたとき、


つい、他者にフォーカスしがちですが、


あえて


自分のほう、


その内側にフォーカスしてみる。


こっちのほうが効率的ではないでしょうか?



”自分の感情に責任を持つ”


”自由と責任はセット”



明日もよい一日を☆





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