メール一覧に戻る
配信日:2021/06/11
オンラインでの学会書籍展示
件名:オンラインでの学会書籍展示

八木書店出版物メールニュース 2021年6月11日号〔第61号〕

このメールは、イベント情報や、コラム、八木書店出版物の刊行案内、『日本古書通信』の案内などを定期的にお届けいたします。小社メールニュースにご登録いただいた方、および以前名刺を交換させていただいた方、小社書籍をご購入いただいた方などにお送りいたします。
以後、メールニュースの送付を希望されない方は、お手数ですが下記リンクより登録の解除をお願い申し上げます。

・登録解除はこちらから
https://sv6.mgzn.jp/sys/unreg.php?cid=S605815
・バックナンバーはこちら
https://sv6.mgzn.jp/pub/mailList.php?cid=S605815

========================イベント・ニュース=========================

■オンラインでの学会書籍展示
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7345

新型コロナウィルスの影響で、今年の春の学会の多くはオンライン開催となりました。
それに伴い、例年行っている書籍の「学会展示販売」も下記の通りオンラインで実施させていただく運びとなりました。
八木書店以外の出版社もさまざまな工夫を凝らしながら、多数参加しています。いずれも期間限定にて、ぜひ「学会展示販売」にご参加ください。

■書評サイトALL REVIEWS掲載一覧(2021年6月現在)
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7396

これまでALL REVIEWSに掲載された記事をまとめました。

==========================新着コラム==========================

■応仁・文明の乱ののち、経済的に困窮する朝廷と権力の凋落が著しい足利幕府とのせめぎあい!?(鶴崎裕雄)

公家と武家のはざまで交渉に苦労する武家伝奏広橋守光の日記『守光公記』。32年の歳月をかけ、翻刻出版が完成!

(つづきはこちら)https://company.books-yagi.co.jp/archives/7405

■柳澤吉保を知る 第2回:吉保正室曾雌定子(宮川葉子)

吉保は延宝4年(1676)2月18日、父方の同族、曾雌盛定女定子と婚姻。吉保19歳、定子17歳の夫婦であった。以後正徳3年(1713)9月5日、定子が先立つまで足かけ38年共に過ごす。

(つづきはこちら)https://company.books-yagi.co.jp/archives/7390

■高精細カラー画像で中世人の「声」を聞く―『蔗軒日録』の世界から(川本慎自・東京大学史料編纂所)

蔗軒日録は、室町時代の東福寺僧・季弘大叔(1421-1487)の日記である。季弘の生国が備前国であることから、「吉備」と音通の「蔗」をとって「蔗軒」と名乗ったのが書名の由来である。文中には「甘蔗庵」と名乗っているところも見られる。

(つづきはこちら)https://company.books-yagi.co.jp/archives/7293


===========================新刊・近刊案内============================

【6月30日刊行予定】キリシタン世紀の日本
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2227
C・R・ボクサー原著/高瀬弘一郎訳
本体予価15,000円+税
英国人ボクサーのキリシタン通史の名著を日本語翻訳。
葡・西・蘭・仏・日など諸国語の膨大な原史料と研究を読み解き、大航海時代の歴史を広い視野から透徹した名著が、日欧交渉史の泰斗による日本語翻訳版で初刊行!

【5月31日刊行】明治大学図書館所蔵 三条西家本 除目書
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2240
明治大学除目書刊行委員会編/田島公・末柄豊・牧野淳司・南保勝美
本体15,000円+税
平安時代・後三条天皇自撰の幻の儀式書を初公開。
後三条天皇自撰の除目の儀式次第・作法を書いた、幻の儀式書『除秘鈔』(『院御書』の除目儀部分)の影印・翻刻・解説を付して全貌を初公開。
九条家流の故実書と、室町期の地方文化ネットワークを知る紙背文書も併載。


【5月25日刊行】尊経閣善本影印集成76 蔗軒日録・盲聾記〔第九輯 鎌倉室町古記録〕
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2197
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕川本慎自・末柄豊
本体37,000円+税
連歌師宗祇との交遊等、政治・社会・文化を知る「蔗軒日録」や、当時としては珍しい医者の自筆日記「盲聾記」を収録。


【5月25日刊行】馬と古代社会
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2238
佐々木虔一・川尻秋生・黒済和彦編
本体8,000円+税
馬はどのように渡来し、社会に浸透したのか。馬文化の渡来、生産・飼育、交通、祭祀、儀式など、古墳時代から摂関期まで、日本考古学・文献史学を中心に、動物考古学、日本文学など、隣接する諸分野と多角的に検証。


【5月20日刊行】天理図書館所蔵 春雨物語―羽倉本・天理冊子本・西荘本―
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2233
天理図書館編
本体35,000円+税
上田秋成晩年の傑作『春雨物語』。従来まったく知られなかった新出羽倉本を高精細カラー版で影印、天理冊子本と西荘本を併せ初公開。


◆その他の新刊はこちら
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books?categ=10000


==================日本古書通信だより(2021年6月)=================

■「日本古書通信」6月号(86巻6号)6月14日発売 定価750円(送料79円)
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7386

主要目次
特集
八木書店古書部 近代日本文人の葉書11
折付桂子 東日本大震災から一〇年−復興の現状と東北の古書業界(下)

本と人
川島幸希 近代文学の資料1 夏目漱石の水彩画絵はがき
竹内栄美子 木下杢太郎・中野重治・大西巨人−ハンセン病問題への一視角
大野隆司 鯛焼き氏六たび
宮尾與男 近世戯画とその周辺13 耳鳥斎以後(その五)

連載
石川 透 奈良絵本・絵巻の研究と収集(21) 鉢かづき
岡崎武志 昨日も今日も古本さんぽ128 いわき「阿武隈書房」

コラム
森  登 銅・石版画万華鏡166 国会の腰巻本
出久根達郎 本卦還りの本と卦170 飛泉
小田光雄 古本屋散策231 「ポツンと一軒家」と『恐るべき労働』

古本屋
石田恭介 ポランな日々

その他

【近代作家の資料1 夏目漱石の水彩画絵はがき(川島幸希)より】
この連載では近年蒐集した近代作家の資料(その多くは新出のもの)を紹介したい。周知の如く、公的機関収蔵の資料のデジタル化が進み、それらはウェブ上で容易に閲覧できるようになった。研究者にとって便利この上ない時代になったわけだが、一方そうした資料は万人に等しく提供されるものだから、素材としての新鮮味には甚だ欠ける。しかし幸いなことに、近代文学資料は「未発掘資源」が無尽蔵に存在するので、努力を惜しまなければ「新ネタ」で十分勝負できるはずだ。

【お知らせ】
本誌は本年3月号で通巻1100号を迎えました。それを記念して、八木書店古書部が30年間に亘って蒐集してきた、近代文人の葉書1700名1700枚を全て画像付きの販売目録を兼ねた記事として、2020年8月号より3年間に亘り掲載していくことになりました。講談社『日本近代文学大事典』人名索引に掲載された文人を五十音順に掲載していきます。
ネットでの公開販売はなく、本誌定期購読者のみへの販売となります。
連載を保存することで、近代文人筆跡の参考文献となります。この機会に定期購読の契約をお勧めいたします。

==================================================================

八木書店メールニュース 2021/6/11〔第61号〕
発行:(株)八木書店 出版部 https://catalogue.books-yagi.co.jp/
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8 Tel.03-3291-2961 Fax.03-3291-6300
E-mail:pub@books-yagi.co.jp Twitter:http://mobile.twitter.com/yagisyoten
お問い合わせは本メールにご返信ください
Ccopyright 八木書店 All Rights Reserved.
htmlコンテンツ

メール一覧に戻る