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配信日:2021/04/13
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八木書店出版物メールニュース 2021年4月13日号〔第59号〕

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========================イベント・ニュース=========================

■新天理図書館善本叢書 全5期36巻完結!
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7236
6年間にわたって刊行を続けてきた新天理図書館善本叢書が本年2月に全巻完結しました。


■【重版出来】永井晋編『鎌倉僧歴事典』
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7172
永井晋編『鎌倉僧歴事典』が品切れとなり、好評につき重版いたしました。鎌倉を知ることのできる、これまでになかった事典です。


■「古書目録87号近代自筆物特輯」発行しました!
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7152


■2020年の1年間に刊行した32冊と、メディアで紹介された記事を一覧にしてみた
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7109


■丸山徹著『キリシタン世紀の言語学―大航海時代の語学書―』がキリスト新聞に書評掲載
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7104


■中村太一著『日本古代の都城と交通』が朝日新聞に掲載されました
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7090


==========================新着コラム==========================

■本年4月、本文の校訂翻刻が完結! 『楽只堂年録』完結をめぐって――柳沢吉保の真姿に迫る(宮川葉子)

『楽只堂年録』は、柳沢吉保(1658〜1714)の公用日記である。原本は、財団法人郡山城史跡・柳沢文庫保存会、略称「柳沢文庫」所蔵。楽只堂は吉保の号。彼は徳川5代将軍綱吉(生没1646〜1709、在職1680〜1709)の側用人として大老格に到った。

(つづきはこちら)https://company.books-yagi.co.jp/archives/7208


■凡例のない辞書――『日葡辞書』を読み解くために(中野 遙)

16世紀の大航海時代、日本では、イエズス会宣教師によるキリスト教布教活動が行われる。その中で、布教を目的として、イエズス会を中心に編纂・刊行された出版物の事を、キリシタン版と呼ぶ。キリシタン版には、修徳書・教義書の他、文学書や語学辞書も含まれる。

(つづきはこちら)https://company.books-yagi.co.jp/archives/7185


■影印から読み解く多彩な情報−高精細カラー版で『碧山日録』を読む−(山家浩樹・東京大学史料編纂所)

「碧山日録」は、東福寺の僧侶太極(1421〜?)の日記である。残存年次は、1460年代、応仁・文明の乱前夜から最中の時期にあたる。社会情勢に加え、勉学に伴う内容が多い。失われた典籍からの引用のほか、僧伝など多彩な記事は、説話文学の源泉を知る上でも注目されている。

(つづきはこちら)https://company.books-yagi.co.jp/archives/6324


■ハンコとサイン(矢越葉子)

昨今、行政手続き上の「脱ハンコ」が話題になっているが、現代では納税や婚姻といった公的な手続きのみならず、会社や銀行での事務手続き、果ては宅配便の受け取りや子供の学校の連絡帳にまで印が利用されている。このように「ハンコ文化」と称されるほど印が広く一般に利用されるようになったのは近世以降とされるが、それ以前の社会ではどうであったのか。

(つづきはこちら)https://company.books-yagi.co.jp/archives/7063

===========================新刊・近刊案内============================

【5月25日刊行予定】尊経閣善本影印集成76 蔗軒日録・盲聾記〔第九輯 鎌倉室町古記録〕
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2197
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕川本慎自・末柄 豊
本体予価37,000円+税
連歌師宗祇との交遊等、政治・社会・文化を知る「蔗軒日録」や、当時としては珍しい医者の自筆日記「盲聾記」を収録。


【5月25日刊行予定】馬と古代社会
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2238
佐々木虔一・川尻秋生・黒済和彦編
本体予価8,000円+税
馬はどのように渡来し、社会に浸透したのか。馬文化の渡来、交通・輸送手段、生産・飼育、祭祀、儀式など、馬にかかわる様々な視点で、日本考古学・日本古代史を中心に、動物考古学、日本文学など、隣接する諸分野と協業し解明。


【5月20日刊行予定】天理図書館所蔵 春雨物語―自筆羽倉本・自筆残闕冊子本・西荘文庫本―
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2233
天理図書館編
本体予価35,000円+税
上田秋成晩年の傑作『春雨物語』。従来まったく知られなかった自筆稿本出現!自筆残闕冊子本と西荘文庫本を併せ影印初公開。


【4月30日刊行予定】史料纂集古記録編 第210回配本 楽只堂年録9(全10冊予定)
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2260
宮川葉子校訂
本体予価15,000円+税
徳川第5代将軍綱吉の側用人、柳沢吉保の公用日記!


【3月31日刊行】近代歌舞伎年表 名古屋篇15 昭和2年〜昭和6年
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/100
国立劇場近代歌舞伎年表編纂室編
本体16,000円+税
歌舞伎を中心とした周辺芸能をも含む正確精細な年表。


【3月25日刊行】キリシタン版 日葡辞書の解明
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2225
中野遙著
本体10,000円+税
「引く」日葡辞書から、「読む」日葡辞書へ――


【2月25日刊行】尊経閣善本影印集成75 碧山日録2〔第九輯 鎌倉室町古記録〕
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2196
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕山家浩樹
本体36,000円+税
応仁の乱前後の社会と寺院の様子を知る!


【2月24日刊行】新天理図書館善本叢書32 連歌巻子本集 2
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/515
天理大学附属天理図書館編
本体36,000円+税
室町から江戸時代にかけて成熟した「座の文芸」の精髄を高精細カラーで複製!


【2020年12月24日刊行】新天理図書館善本叢書36 蕪村集 2
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/519
天理大学附属天理図書館編
本体32,000円+税
室町から江戸時代にかけて成熟した「座の文芸」の精髄を高精細カラーで複製!


【2020年12月20日刊行】史料纂集古記録編 第209回配本 花月日記1
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2234
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂
本体16,000円+税
江戸幕府老中、松平定信(1758〜1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記。


【2020年12月20日刊行】日本古代の文書行政―正倉院文書の形成と復原―
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2223
矢越葉子著
本体8,000円+税
文書はどのように作成・保管されたのか。律令国家を動かした文書行政の実態や、正倉院文書の作成から保管に至る史料群の形成過程、さらに中国・敦煌文書との比較から、日本の文書行政の特質を解明。


◆その他の新刊はこちら
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books?categ=10000


==================日本古書通信だより(2021年4月)=================

■「日本古書通信」4月号(86巻4号)4月15日発売 定価750円(送料79円)
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/7225

主要目次
特集
八木書店古書部 近代日本文人の葉書9 (加藤楸邨〜河竹繁俊)

本と人
小正路淑泰 大石千代子の火野葦平宛葉書をめぐって
田坂憲二 南蛮寺跡から重山文庫まで―上京・吉井勇紀行
小田富英 「柳田国男年譜」作成の現場から(上)敗戦までのこと二題
大野隆司 鯛焼き氏四たび
古川富章 山頭火絶筆日記は偽筆だった(中編)−その検証と筆跡鑑定結果
竹居明男 戦前の「内容見本」抄―架蔵のコレクションから(5)
竹内栄美子 小沢信夫さん追悼―文学運動と五つの会

連載
石川 透 奈良絵本・絵巻の研究と収集(19) 瓜姫物語
真田真治 小村雪岱の知られざる雑誌表紙絵26「オール読物」下
岡崎武志 昨日も今日も古本さんぽ126 福岡、入江書店

コラム
森  登 銅・石版画万華鏡164 『学海之指針』創刊号
出久根達郎 本卦還りの本と卦168 猫の本
その他

【大石千代子の火野葦平宛葉書をめぐって(小正路淑泰)より】
本誌連載中の大型企画、八木書店古書部「近代日本文人の葉書」は圧巻であり、文人たちの筆跡を眺めているだけで至福の一時をもたらしてくれる。ましてや、コロナ禍による外出自粛となるとなおさらである。そして、何より良心的な価格設定が嬉しい。そこで、一月号掲載の大石千代子の火野葦平宛葉書を購入し、拙著『堺利彦と葉山嘉樹―無産政党の社会運動と文化運動』(論創社)に写真を掲載することができた。

【お知らせ】
本誌は本年3月号で通巻1100号を迎えました。それを記念して、八木書店古書部が30年間に亘って蒐集してきた、近代文人の葉書1700名1700枚を全て画像付きの販売目録を兼ねた記事として、2020年8月号より3年間に亘り掲載していくことになりました。講談社『日本近代文学大事典』人名索引に掲載された文人を五十音順に掲載していきます。
ネットでの公開販売はなく、本誌定期購読者のみへの販売となります。
連載を保存することで、近代文人筆跡の参考文献となります。この機会に定期購読の契約をお勧めいたします。

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八木書店メールニュース 2021/4/13〔第59号〕
発行:(株)八木書店 出版部 https://catalogue.books-yagi.co.jp/
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