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配信日:2023/08/25
パレートの法則
◇◆ Aステーションマガジン (Vol.337) ◇◆


お疲れ様です。

いつもありがとうございます。

夏の甲子園大会が終わり、

蝉の声の代わりに秋虫の声が聴こえはじめると

夏の終わりを一氣に感じ始めます。



カウンセリングや講座の現場では、

「すべての人から好かれなければならない」

という観念を持っている人に出会うことが多々あります。



かくいう私も、セミナーやカウンセリングの

アンケートや口コミに否定的な評価やコメントをされると

それが、たった1件でも、氣になって、

その他の良い評価をまるで無かったかのように

感じてしまっていた時期もありました。




「パレートの法則」(80:20の法則、ばらつきの法則)と、

呼ばれるものがあります。


以下はその例です。

・売上の8割は全顧客の2割が生み出している

・売上の8割は、全商品のうちの2割が生み出している

・仕事の成果8割は、費やした時間全体の2割の時間で生みだしている

・住民税の8割は全住民のうち2割の富俗層が担っている

・故障の8割は、全部品の2割に原因がある


イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートさんが提唱したので

パレートの法則です。



さらに、そこから派生して「262の法則」というものがあります。

どれだけ優秀な人ばかり集めたとしても、その組織は

優秀:標準:不調の比率が2:6:2になるという考え方です。


これに関してアリの巣の調査の話が有名です。


アリの巣を調べると、

働きアリが2割

まあまあ働いているアリが6割

さぼっているアリが2割


で、調査した人がさぼっているアリを取り除けば、

アリの巣の効率は上がるだろうと、

そのサボっているアリを取り除いたところ、


今度はその中で、2割のアリがサボるようになった


とか。



人間関係においても、

この法則を当てはめると楽になるかもしれません。



どんな集団でも、

2割の人が自分のことをどうしても好きになれなくて

6割の人は自分の態度や振る舞いなどによって好き嫌いが分かれ

2割の人は自分の状態がどうであれ、好いてくれる人がいる。



他人がこちらに対して好意的でなかったとしても

「2割はそうなんだから、氣にしたってしゃーない」と、

割り切ることもできますし、


代わりに

「ひいきにしてくれる2割の人に対してできることは何だろう?」と、

そちらに意識を向けることもできますし、


「6割は自分の行動でどちらにもなり得る、いろんな可能性がある」と、

自分のやり方、考え方、在り方など変えることもできます。



そして、

ネット中心で、誹謗中傷が社会問題になっているこの現代において、


「パレートの法則」「262の法則」


これらを知っておくことはとても大切なんじゃなかろうか?と、

思う今日このごろです。



「浜辺の美しい貝殻をすべて集めることはできない/アン・モロー・リンドバーグ」



明日もよい一日を☆



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