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配信日:2021/05/26
ストローク
◇◆ Aステーションマガジン (Vol.292) ◇◆




お疲れさまです。



自分がエレベーターに乗ったとき



入口の近くに立って「開」ボタンを押しつつ



他の人が降りるまで待っているときがあります。



そんなとき



会釈してくれる人


「すみません」と言ってくれる人


「ありがとうございます」と言ってくれる人


自分でもボタンを押して「(先に)どうぞ」としてくれる人


誰かと会話していたにも関わらず、それを一旦止めてまで


「ありがとうございます」とい言ってくれる人



べつにそれを期待して開ボタンを押して待っている訳ではありませんが



そのようにされると



何も言わずに降りられるときよりも




「なんか嬉しい」と、私は感じてしまいます。




このような、声がけや、表現を



TA(交流分析)という心理学ではストロークを与えると呼びます。



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 ※早割は5月29日まで      詳細は記事後半にあります。

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ストロークとはその人の存在を認知する一単位と定義されています。



もっと砕けた言い方をすると「刺激」と言ってもいいかもしれません。



ストロークにはどんなものがあるかと言うと



挨拶、誉める、感謝、ねぎらい、ハグ、頭をなでる、握手、微笑む、会釈、うなづく



など、言語に限らず、非言語的なものもありますし、



肉体的なものに限らず、精神的なものがあります。



上記にあげたものは肯定的なストロークになります。



さっきのエレベーターでの例でいうと



私は「ありがとうございます」という言葉や、



感謝を表す会釈などは、肯定的なストロークです。



それを与えてもらい、



嬉しいと感じることで、そのストロークを受け取ったということになります。




もっというと、先に「開」ボタンを押して待つという行為もそれにあたるかもしれません。




反対に



否定的ストロークというものもあります。



責める、怒る、悪口、叩く、蹴る、あざ笑う、にらむ、などです。



基本的にこれらは相手に対してネガティブな影響を与えるとされています。



ただ、すべての否定的ストロークが絶対悪というわけでもありません。



時には否定的ストロークが必要なこともあります。



叱るなどはその状況、関係性、背景によっては役立つストロークにもなります。





以前、だいぶ前のメルマガでも書きましたが、



私が子供のころの母子手帳には



抱き癖がつくから、あまり抱っこをしすぎるな



といったようなことが書かれていたけれど、



今はその真逆のようなことが書かれています。



ハグはよいものとして積極的にというようなのが、今の世の価値基準です。



ストロークの概念に照らすと



私と同じくらいの世代の多くの人は



母親からのそのようなストロークが足りていないのかも?



一律にそうだとは言えませんが



その影響を受けている人は少なくないでしょう。




人は何かしらのストロークがないと耐えられません。



ストロークを得るために無意識に動いていたりします。




コロナ禍で、人との直接的なストロークのやりとりが減りました。



オンラインでもやりとりできますが



あきらかにストロークの質、エネルギー量が違うと思います。



誰かとコミュニケーションをとることは



免疫力アップにつながるとも言われています。




良いストロークを受け取ること、または与えることで



心のコップにそのストローク、エネルギーを貯め、



そのコップによいストローク、エネルギーが貯まってくると



余裕ができ、



人に与えるストロークの質も変わります。




今はそのコップのなかが



渇いている人が増えてしまっているのかもしれません。



それは、人をジャッジメント(裁き、批判)したり、



誰かとぶつかったりするという形で表現されているのかなと



思ったりもします。





自分の現状のストロークの傾向を知ることは価値があります。



どのくらいの頻度で肯定的ストロークを与えているだろうか?


どのくらいの頻度で否定的ストロークを与えているだろうか?


逆に


どのくらいの頻度で肯定的ストロークを受け取っているだろうか?


どのくらいの頻度で否定的ストロークを受け取っているだろうか?



など、分析してみてもいいでしょう。




それで、現状が見えて



「否定的ストロークばかり与えてしまっている。ダメだ〜。」とか、自分を責める人もいます。



それも自分自身に対する否定的ストロークです。



その代わりに、



今までは今までとして



自分は上記のどこを増やしたいか?



どこを減らしたいか?



それを意識することで



自分のストロークの傾向は変えることにつながり、



自分の心の状態、人との関係性が変えることもできます。



最後まで読んで下さり、ありがとうございます。



明日もよい一日を☆



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交流分析(Tansactional Analysis)入門講座

※早割は5月29日まで

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交流分析(Tansactional Analysis 以下、TAと呼ぶ)は
1957年アメリカの精神科医であるエリックバーンが創案した
精神的要因による症状や行動についての理論体系であり、
それを応用した心理療法です。

TAは自分や他者を客観的に観るために役立ち、結果として
人とのコミュニケーションの問題を解消することにも役立ちます。
また、カウンセリングや悩み相談などにおいては、
TAという心理モデルがあることで、クライアントの目に見える状態の
その背景にまで気づく範囲が広がります。


【日時】

 パート1 6月13日(日) 10:00〜17:30
 パート2 6月27日(日) 10:00〜17:30


【場所】 Docanふれあいねっと
  名古屋市中村区椿町1-3 チサンビル第一名古屋403号室
 名古屋駅から徒歩5〜7分


【内容】

パート1
 ・TAとは  TAの考え方、目的
 ・自我分析  自分の内面に存在する5つのキャラクター
 ・エゴグラム  それぞれの機能的自我状態エネルギー量の分析
 ・交流(やりとり)  交流パターンの種類、会話のやりとりの分析 
 ・ストローク  存在や価値を認めるための言動や働きかけ
 ・ライフポジション  無意識で行く精神的居場所

パート2
 ・ラケット感情  幼いときに学習、形成されたなじみ深い感情 
 ・ゲーム  お互いが嫌な気分で終わるやりとり
 ・人生脚本  無意識に自分で描いてきた自分の人生計画
 ・禁止令・ドライバー  無意識下で働く自分を制限するスクリプトメッセージ
 ・プログラム  無意識にコピーしたやり方 


【講師】
 
 渡邉明範


【定員】

 各日 6名 (3名以上で開講)


【受講料】

 2日間一括 21,000円 (税込、テキスト代込)

 5月29日までの申込みで早割り価格 18,000円 とさせて頂きます。

 ※1日分のみの申込みも可能です。
  その場合は1日あたり11,000円。早割りで10,000円となります。

※再受講の方は2日間で12,000円(1日のみの場合は7,000円)とさせて頂きます。


【その他】

 ・資格や修了証は発行されません。
  
 ・キャンセルされた場合は以下のキャンセル料がかかります。
20日前まで 無し
  19日前〜10日前 受講料の5% 
  9日前〜5日前 受講料の10% 
  4日前〜2日前 受講料の20% 
  前日 受講料の30% 
  当日 受講料の50% 
  連絡なし 受講料の100%

 ・2日目終了後に懇親会を予定しています。(希望者のみ)


【申込&問合せ】 

 Aステーション ホームページhttp://nlp-astation.comから
 または info@nlp-astation.com に直接メールにて、

 ・氏名
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 をご記載の上、「〇月〇日のTA講座参加希望」と書いて送ってください。

 


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