八木書店出版物メールニュース 2017年9月29日号〔28号〕
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展覧会開催中!【1期10/9まで】 天理参考館特別展 「天理図書館
古典の至宝」
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【会期】2017年9月16日〜11月27日
(1期9/16〜10/9・2期10/11〜11/6・3期11/8〜11/27)
【概要】新天理図書館善本叢書に収録される原本から、重要文化財『古事記』(道果本)や国宝『日本書紀』(乾元本)などの国史古記録、国宝『類聚名義抄』(観智院本)などの古辞書、『源氏物語』(池田本)や室町時代末から江戸初期にかけての奈良絵本、西鶴・芭蕉・蕪村の自筆資料など、国宝3点・重要文化財10点を含む古典籍70余点を3期に分けて展示します。
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【耳寄り情報1】音声ガイダンスアプリ「天理古典ナビ」が無料でご利用できます
会場ではスマホ(iPhone,Android)用の音声ガイダンスアプリ「天理古典ナビ」が無料でご利用いただけます。音声はスマホの通話用スピーカーから聞くことができますが、ご来場の際にはイヤホンをご持参いただくと便利です。画面にガイド音声のテキストが流れますので、音声と併せてご覧いただくことができます。
以下のリンクより、音声ガイダンスアプリ「天理古典ナビ」をダウンロードください。
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/3929
【耳寄り情報2】特別展三期フリーパス券
本展覧会は三期に分けての展示となります。
開催期間中、何度でも見学できる下記のパスポート券を発売していますので、是非ご利用ください。
○1枚1,000円(3回入館で通常1200円)
○販売期間:4月12日(水)〜10月9日(月)
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【関連講演会】11月4日(土) 小社会長八木壮一の講演開催 『中山正善二代真柱様と善本収集・ その利用』
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天理大学創設者50年祭記念 天理大学ホームカミングデーにて、記念講演が開催され、小社会長八木壮一も講演をいたします。どなたでも参加申し込みいただけますので、是非お越しください。
詳細は、天理大学サイトにてご確認ください。
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『2017-2018年度 八木書店出版 図書目録』できあがりました!
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八木書店『出版古書目録
二〇一七〜二〇一八年度』が刊行されました。ご好評の「八木書店出版物の資料年表」も更新いたしました。
お求めの方には無料で差し上げております。
小社までお名前、ご住所、電話番号を明記の上、本メールに返信ください。
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今月ご紹介する作家は、織田作之助・上林暁・平林たい子の3名です。
●織田作之助(おだ さくのすけ)
大正2年10月26日(一九一三)生 昭和22年1月10日(一九四七)没
小説家。大阪市南区生玉前町生。第三高等学校中退。大阪の市井を舞台とした「夫婦善哉」で世評を得る。戦後は太宰治、坂口安吾、石川淳らと共に無頼派として活躍するも、宿痾の結核が悪化し早世した。他に短編「世相」、長編「土曜夫人」、評論「可能性の文学」等。
●上林暁(かんばやし あかつき)
明治35年10月6日(一九〇二)生 昭和55年8月28日(一九八〇)没
小説家。高知県幡多郡田ノ口村生。本名徳広巌城。東京帝国大学英文科卒。改造社に勤務する傍ら小説を執筆。客観小説「薔薇盗人」で文壇に認められるも、早々に行き詰まりを感じ、私小説「安住の家」に活路を見出した。現在では戦後期を代表する私小説作家と目される。他に短編「ちちははの記」「聖ヨハネ病院にて」等。
●平林たい子(ひらばやし たいこ)
明治38年10月3日(一九〇五)生 昭和47年2月17日(一九七二)没
小説家。長野県諏訪郡中洲村生。上諏訪町立諏訪高等女学校卒。在学中より文学とアナーキズムに傾倒し、上京、さらには大陸放浪後、「嘲る」「施療室にて」でプロレタリア文壇に認められた。様々な党派に参加・接近するも、結局は孤立を選び、戦後は転向文学の代表作家と目された。「かういふ女」で女流文学賞。没後平林たい子文学賞が設けられた。
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古墳から飛鳥時代に、地方支配の中核を担った国造制と部民制に注目し、大和王権による列島支配の実態を、15本の論考と3本のコラムで解明。史料編として、部民制・伴造制の文献目録・関連史料集を付す。
篠川賢・大川原竜一・鈴木正信編著 本体10,000円+税
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【12月15日刊予定】 〔高精細カラー版〕 熱田本
日本書紀(全3冊)
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日本書紀全30巻のうち冒頭15巻(巻11欠)所収、うち7巻が最古。墨朱濃淡・料紙の質感等、原本の様態を精緻に再現。書誌・訓点・和歌・料紙など、原本調査をふまえた多角的な視点からの解説を収録。原本の実像に迫る。
熱田神宮編/荊木美行・遠藤慶太・木田章義・大槻信・渡辺滋・野村辰美・福井款彦
解説 揃本体120,000円+税〔分売可〕
【フルカラー8頁の詳細な内容見本が出来あがりました】
実際の仕上がり・サイズ・用紙で印刷した本文見本にくわえ、解説執筆者が語るみどころ、製作工程の図解など、見所満載です。
無料で送付いたしますので、小社までお名前、ご住所、電話番号を明記の上、本メールに返信ください。
*webでご覧になれます(PDFファイル・約2メガ)。 https://catalogue.books-yagi.co.jp/files/pdf/c9784840622165.pdf
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【8月30日刊】 江戸吉原叢刊 全7巻 〔オンデマンド版〕
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吉原(遊郭)と歌舞伎は、江戸文化の二つの華!
その内で研究が遅れていた吉原の資料を初めて集大成。
挿絵・地図を多数挿入。原本の体裁を残した見やすい待望の書!
江戸吉原叢刊刊行会編(大橋正叔・丹羽謙治・伴野英一・水谷隆之・渡辺憲司) 揃本体150,000円+税〔分売可〕
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【8月30日刊】 菊池寛現代通俗小説事典 〔オンデマンド版〕
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登場人物相関図・ビジュアル資料他を駆使し46作品を解説!
日本近代文学史のミッシングリンクの解明。
メディア戦略・大衆読者の形成・物語の復権。
監修:片山宏行・山口政幸 編集:若松伸哉・掛野剛史 本体13,500円+税
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高精細オールカラー版
新天理図書館善本叢書(全5期36巻)
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川柳研究「すげ笠」について 【日本古書通信 編集長だより21】
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「先日の古書即売会で、愛知県犬山で発行されていた川柳研究誌「すげ笠」の昭和23年2月(第三巻二号)から昭和32年5月号(第十二巻五号)まで9年間71冊を購入した。初めてみる川柳誌だが、終戦直後の占領期からもはや戦後ではないと言われた時代まで、川柳史を概観できるのではないかと思ったのである。71冊あっても積み上げて20センチくらいしかないのも良かった。
俳句や短歌雑誌を資料として使う場合、その雑誌が当時の俳句短歌界の全体的な状況を反映しているかで史料価値が違ってくる。結社誌の場合、会を維持するために投稿作品をなるべく多くして、研究的な記事や評論、エッセイ、俳壇歌壇のニュースなどは薄くなる。それでは読んでも面白くないし、歴史的な資料にもなりにくい。後に読んでもその時代を伝えてくれる記事が重要なのである。それも全国的であることが望ましい。[…]」
https://company.books-yagi.co.jp/archives/3985
日本古書通信 10月13日発売 定価720円(送料78円)
ご注文は本メールにご返信ください
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