八木書店出版物メールニュース

八木書店出版物メールニュース 2017年04月12日号〔18号〕

 このメールは、イベント情報や、コラム、八木書店出版物の刊行案内、『日本古書通信』の案内などを定期的にお届けいたします。小社メールニュースにご登録いただいた方、および以前名刺を交換させていただいた方、小社書籍をご購入いただいた方などにお送りいたします。
 以後、メールニュースの送付を希望されない方は、お手数ですが下記リンクより登録の解除をお願い申上げます。

登録解除はこちらから

バックナンバーはこちら

イベント・ニュース

「井伊襲撃 弾が致命傷か」
読売新聞に『南摩羽峰と幕末維新期の文人論考』紹介記事!


「今回の文書は、幕府の昌平坂学問所で、南摩と同窓だった鳥取藩士・安達清風の日記で、事件(桜田門外の変)の約1か月後に浪士の1人、関鉄之助から聞き取った、生々しい情景が記されている。[…]」

【3月新刊】
小林修著『南摩羽峰と幕末維新期の文人論考』


『歴史評論』に『地域の記録と記憶を問い直す』紹介!


「実証的成果に加え、記録や記憶という比較的新しい歴史学研究の論点を組みこもうとしたことは、日本における地域史研究の現在の到達点を示そうとするものだろう。[…]」
(三村昌司氏執筆)

【好評発売中】
白井哲哉・須田努編
『地域の記録と記憶を問い直す―武州山の根地域の一九世紀―』


『昭和文学研究』に『倉敷市蔵 薄田泣菫宛書簡集』(全三巻完結)が紹介


「最終巻には掛野、荒井両氏作成の「倉敷市蔵薄田泣菫文庫書簡目録」を掲載した。[…]薄田泣菫の書簡に関わって、掛野氏の「薄田泣菫発信書簡目録」も付した。この二本の目録により、泣菫研究のための基礎的なデータの共有ということがらが果たせたのではないだろうか。」(庄司達也氏)

【好評発売中】
倉敷市編『倉敷市蔵 薄田泣菫宛書簡集』全三巻


新着コラム

聖徳太子はいつ生まれたか、Web版群書類従で調べる
(田中智子・中古文学研究者)


中古文学研究者が、全133冊、7万5000頁の全文を検索できるシステム「web版群書類従」を利用した実例を紹介。実際にどのように検索すれば目的にたどりつけるのか、という操作テクニックも披露する。

「[…]今回調べたのは、聖徳太子(厩戸皇子とも)の母穴穂部間人皇女が、「十二か月もの妊娠期間を経て太子を出産した」との逸話がどのような文献にみえるかについてである。以前聖徳太子に関する本を読んだ際に当該の逸話を知り、「この話の典拠はどこにあるのだろうか」との素朴な疑問を抱いたことがテーマ設定のきっかけとなった。[…]」


公定価格問題で活躍


【紙魚の昔がたり9】

「(八木) そうこうするうちに、太平洋戦争が始まるわけですが、その前に、物資の不足から来る物価の急激な上昇を抑えるため、政府の指示で、あらゆる物に公定価格ができた。 古本の価格も、その手でしばらなくちゃいけないということで、商工省から申し出があり、警視庁からも市場のことなどに干渉がありました。当時組合の仕事をされていた三光堂の高橋さん、 反町さん、その後には三橋猛雄さんなどが交渉を担当して、あまり苛烈なマル公をつくられちゃ困るので、必死に運動をされる。[…]」

新刊・関連書案内

【3月27日刊】
近代歌舞伎年表 名古屋篇11(大正8年〜大正9年)


演劇に関する番付歌舞伎を中心とした周辺芸能をも含む正確精細な年表

大正8年には、6月28日のヴェルサイユ条約調印を受け、全国的に祝賀行事が開催されていました。名古屋市でも鶴舞公園において、盛大に記念祝賀会が催され、 雷門助六社中による手踊をはじめとする様々な出し物や万歳・二輪加・手品・曲芸などの余興が行われました。[…]

【関連既刊】
長らく品切れだった本をオンデマンド版で復刊!

近代歌舞伎年表〔オンデマンド版〕
[大阪編](全9巻10冊)

[京都編](全10巻+別巻)


歌舞伎の狂言―言語表現の追究〔オンデマンド版〕

1992年発行・鳥越文蔵編

歌舞伎 浄瑠璃 ことば〔オンデマンド版〕

1994年発行・松崎仁著

若衆歌舞伎・野郎歌舞伎の研究〔オンデマンド版〕

2000年発行・武井協三著

           

日本古書通信だより(2017年04月)

日本古書通信 4月号
4月14日発売です


定価720円(送料78円)

<4月号主な記事>
・一目ぼれする子規(坪内稔典)
・味な文学館めぐり(田坂憲二)
・サンチョ・クラブの生誕―戦争のただ中、ロバに乗った諷刺詩人(上)(大崎哲人)
・もう一つの「花椿」−小村雪岱と資生堂意匠部(1)(真田幸治)
・植竹書院版『麒麟』の位置(山中剛史)
ほか。

<4月号の記事より>
「一目ぼれする子規」 坪内稔典

今年は正岡子規の生誕百五十年だが、彼は一目ぼれをよくした。それは気が多いというか興味旺盛な子規のいかにも彼らしい傾向だった。 旅先で一目ぼれすることが多かったが、きれいな一目ぼれ、わくわくする一目ぼれ、そして滑稽な一目ぼれの三例を紹介しよう。

―続きは4月号で―

*ご注文は本メールにご返信ください

Facebook
Twitter

八木書店メールニュース 2017/04/12〔18号〕
発行:(株)八木書店 古書出版部 https://catalogue.books-yagi.co.jp/
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8 Tel. 03-3291-2961 Fax. 03-3291-6300
E-mail:pub@books-yagi.co.jp Twitter:http://mobile.twitter.com/yagisyoten

お問い合わせは本メールにご返信ください
Ccopyright © 八木書店 All Rights Reserved.