八木書店出版物メールニュース 2018年10月12日号〔39号〕
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【学会出展】秋の学会・出展情報
【メディア紹介】『黒塚古墳の研究』がNHKほか各種メディアで紹介
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書店に並ばない本6(白戸満喜子)
「日本古書通信」掲載の「特殊文献の紹介」欄を精選し紹介・実践女子大学図書館編集「実践女子大学図書館蔵 山岸徳平文庫目録 ―日本漢詩文・儒学―」・聖心女子大学編集・発行「聖心女子大学クニハウス・パレス等(旧久邇宮邸)の建築報告書」・京都大学総合博物館「火焔型土器と西の縄文Jomonesque Japan 2017」展実行委員会監修、京都大学文化財総合研究センター、信濃川火焔街道連携協議会、新潟県立歴史博物館編「火焔型土器と西の縄文」・松村博「世界の橋並み 地域景観をつくる橋」・江上綏、道明三保子、ヤマンラール水野美奈子「織り上げられた動物たちと花々 横浜ユーラシア文化館蔵二作品の美術史的・文化史的考察」・東京農業大学「食と農」の博物館企画・編集、森田珪子監修「特別展「女わざと自然とのかかわり―農を支えた東北の布たち」の開催による記念出版 農の暮らしに生きた女わざ」
中野好夫の翻訳書【日本古書通信 編集長だより32】
「日本古書通信」10月号に、中野好夫の翻訳書と編集書の著作目録を掲載する。所蔵書を基本にある程度完備出来るかと考えていたが、作り始めると未知の翻訳書が何点も発覚し、とても完全な目録には及ばないことを自覚した。手を尽くしたが、スペースの関係もあり今回は抄録ということにした。作成を難しくしたのは、同一の翻訳が何度も出版社や版を変えて復刊され、あるいは本来3冊本として刊行された文庫本が後に2冊本に改版されたり、同じものでも版元が変わる時に書名を変更するという複雑さがある。翻訳でなく著作の場合は版権の関係もあり同じ本が別の版元から復刊されることは、文庫化の場合を除けば少ない。その点、翻訳書は元著作権と翻訳権があるから、版権は相対的に弱くなり、いくつもの同じ訳文の本が出るという現象を生むのかもしれない。…
名家自筆本は八木書店の特色 【紙魚の昔がたり27】
(八木) この時には大入札会目録に全部底値を入れて、入札方法を説明しています。逍遥・紅葉・露伴・鷗外・子規・漱石・鏡花・一葉・節・左千夫・藤村・独歩・荷風・龍之介・茂吉・潤一郎・光太郎・康成・西田幾多郎等々の原稿・書簡の良い物が驚くほどたくさん出ました。特別出品として、「明治大正文学名作初版コレクション」一七八点一括入札底値五八〇万円、「幕末志士・明治元勲政治家等自筆書簡類」二〇八点一括入札底値一三八〇万円也、などが出ました。 この時にはある知名な方に紹介の名刺を書いて頂いて、財界・政界方面など新しい分野に目録を持って回りました。…
新刊案内
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【10月24日刊予定】新天理図書館善本叢書第11巻 類聚名義抄 観智院本3 僧〔第2期6回配本〕
第2期古辞書、待望の完結 平安時代末期に編集された、漢字・漢語を編目により類聚した音訓漢和辞典。標出漢字は約3万2000語、和訓は約3万4000語、朱筆で付された声点(アクセント記号)も約1万語におよぶ大辞典。その膨大な量の和訓は平安時代における訓読語彙の実態を知る最大の資料。
天理大学附属天理図書館編/大槻信解題本体予価45,000円+税
【10月5日刊】黒塚古墳の研究
古墳研究は本書から始まる!初期ヤマト王権はどのように形成されたのかその謎を解く未盗掘の前方後円墳を徹底検証 卑弥呼の鏡ともいわれる三角縁神獣鏡等34 面、大量の鉄製武具等の埋葬品や、竪穴式石室・木棺等、地震による崩落で盗掘を免れた当時の埋葬状況を、大判のカラー写真と図版で検証 奈良県立橿原考古学研究所編本体32,000円+税
【9月13日刊】橿原考古学研究所論集 第17
大和を掘る! 最新の発掘調査をふまえて論考!考古学を中心に、周辺分野の専門家を交えた学際的な執筆陣! 奈良県立橿原考古学研究所編本体22,000円+税
日本古書通信だより(2018年10月)
「日本古書通信」10月号(83巻10号) 10月15日発売
主要目次特集・東北の古本屋5 福島県 折付桂子本と人 「記録された日本美術史 相見香雨・田中一松・土井次義の調査ノート展」について 児島薫 みすず書房「現代史資料」1〜3ゾルゲ事件1〜3の原本を発見する 船橋治中野好夫著書目録2 翻訳書・編集書抄 樽見博 平田禿木をめぐる人々―内田魯庵 小林信行連載国会図書館デジコレで読む古文書10 曲亭馬琴の手紙 大沼宜規 昨日も今日も古本さんぽ96 代々木リズム&ブックス 岡崎武志小村雪岱の知られざる雑誌表紙11「郊外」 真田幸治 本卦還りの本と卦138 天寿 出久根達郎等々 東北の古本屋 福島県より 東北の古本屋特集の最終回は福島県。東日本大震災の傷跡は修復されつつあるが、原発事故の影響は色濃く残る。しかし一時期、古書にまで及んだ風評被害も乗り越え、若い古書組合員も増え活気が出てきた。市場は年2回(6、12月)で東北近県や関東から業者が集う。組合員は12軒。県内は浜通り・中通り・会津の三地域からなり気候風土も違うが、今年はどこも「戊辰150年」の幟が目立つ。
「日本古書通信」10月号 10月15日発売 定価720円(送料78円)
八木書店メールニュース 2018/10/12〔39号〕 発行:(株)八木書店 古書出版部 https://catalogue.books-yagi.co.jp/ 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8 Tel. 03-3291-2961 Fax. 03-3291-6300 E-mail:pub@books-yagi.co.jp Twitter:http://mobile.twitter.com/yagisyoten お問い合わせは本メールにご返信ください Ccopyright © 八木書店 All Rights Reserved.