八木書店出版物メールニュース

八木書店出版物メールニュース 2018年5月11日号〔37号〕

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イベント情報

【学会出展】春の学会・出展情報


八木書店は下記の日程で学会に出展予定です。

書籍の展示販売のほか、近刊書の内容見本などを多数ご用意しております。
学会にお越しの際には、お気軽にお立ち寄りください。

【5月13日(日)】
・訓点語学会(於:京都大学文学部キャンパス)
学会詳細:http://kuntengo.com/conference/


【5月19日(土)・20日(日)】
・日本語学会(於:明治大学駿河台キャンパス)
学会詳細:https://www.jpling.gr.jp/taikai/2018a/


【5月26日(土)・27日(日)】
・上代文学会(於:皇學館大学)
 学会詳細:http://jodaibungakukai.org/06_meeting.html

・歴史学研究会(於:早稲田大学早稲田キャンパス)
 学会詳細:http://rekiken.jp/annual_meetings/2018.html

・中古文学会(於:日本大学文理学部)
 学会詳細:http://chukobungakukai.org/index.html

・日本近代文学会(於:早稲田大学早稲田キャンパス)
 学会詳細:http://amjls.web.fc2.com/gakkai.html#2018-05

・日本考古学協会(於:明治大学駿河台キャンパス)
学会詳細:http://archaeology.jp/convention/soukai_2018no84/


【6月2日(土)・3日(日)】
・日本近世文学会(於:白百合女子大学)
 学会詳細:http://www.kinseibungakukai.com/doc/ichiran.html

・中世文学会(於:東京大学本郷キャンパス)
 学会詳細:http://chusei.org/conference/


【6月9日(土)・10日(日)】
・古事記学会(於:東海大学高輪キャンパス)
 学会詳細:https://www.kojiki-gakkai.jp/events/schedule_this_year/


【6月16日(土)・17日(日)】
・説話文学会(於:法政大学市ヶ谷キャンパス)
 学会詳細:http://www.setsuwa.org/
 

新着コラム

書店に並ばない本 1(白戸満喜子)

「日本古書通信」掲載「特殊文献の紹介」欄に紹介されたものの一部を公開。


・麓和善・鳴海祥博・窪寺茂・舘龍午「岐阜県近代和風建築総合調査報告書」
・島根県教育庁文化財課世界遺産室編集・発行「石見銀山の社会と経済 ―石見銀山歴史文献調査論集―」
・東京藝術大学大学美術館編集「藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!」
・大坂城天守閣編集・発行「幕末大坂城と徳川将軍」
 


デパート古書部をやめる 【紙魚の昔がたり22】

(八木) 古書の方は、まだいろいろお話もあるんですが、私自身は、最初に話しましたように古本と特価本と出版と、それから美術の書画幅とをやってまして、各部門でお話があります。特価本は書物展望社の本が最初で、スタートを切ったわけですが、つづいて改造社・日本評論社・鉄塔書院などを手がけました。鉄塔書院は、岩波におられた小林勇さんが、岩波から独立してやられた出版社。出版点数は少なかったですが質的にいいものが多い。小林さんが岩波書店に復帰されるについて、残本はこれも私が引き受けました。…

新刊案内

【5月10日刊】
史料纂集古記録編 第196回配本
新訂増補 兼宣公記1

室町中期の公卿広橋兼宣(1366-1429)の日記。室町中期の根本史料のひとつ。

〔所収〕至徳4年(1378)正月〜応永29年(1422)12月
榎原雅治・小瀬玄士校訂
本体19,000円+税


【6月6日刊予定】
史料纂集古記録編 第197回配本
経覚私要鈔10

室町時代の政治・経済・社会・宗教に関する一級史料!
大和の情勢・京都中央政界の動向等を詳細に記した摂関家出身の奈良興福寺別当、経覚の日記を翻刻!

〔目次〕別記・解題(本文完結)
小泉宜右校訂
本体予価13,000円+税



【8月1日刊予定】
史料纂集古記録編 第198回配本
守光公記1

戦国時代武家伝奏を勤めた広橋守光の日記、初の全文翻刻!


〔所収〕永正4年(1507)12月〜同10 年(1513)12月
中世公家日記研究会校訂(鶴崎裕雄・湯川敏治・森田恭二・柴田真一)
本体予価14,000円+税


【4月30日刊】
史料纂集古記録編 第105回配本
舜旧記7〔オンデマンド版〕

品切れの書籍を復刊!

吉田兼右の子、兼見の弟、神道家梵舜(一五五三−一六三二)の三十歳より没年までの日記。

〔所収〕1627〔寛永4〕〜1630〔寛永7〕
鎌田純一・藤本元啓校訂
本体9,000円+税


【4月24日刊】
新天理図書館善本叢書 第9巻 類聚名義抄 観智院本1 仏〔第2期4回配本〕

古典籍の宝庫から厳選した貴重書を、新編成・新解題により影印刊行!大型判で可読性が格段に向上!

平安時代末期に編集された、漢字・漢語を編目により類聚した音訓漢和辞典。
標出漢字は約3万2000語、和訓は約3万4000語、朱筆で付された声点(アクセント記号)も約1万語におよぶ大辞典。その膨大な量の和訓は平安時代における訓読語彙の実態を知る最大の資料。

天理大学附属天理図書館編
〔解題〕大槻信
本体45,000円+税

 


【4月30日刊】
日本書紀の誕生―編纂と受容の歴史―

日本最初の「正史」はどのように編纂され、読み継がれたのか。

最新の研究成果をふまえ、多彩な分野の研究者21名が日本書紀を読む前に知らなくてはならない事項を書き下ろし。
主要写本のカラー口絵・文献目録・関連史料集・写本一覧など付録満載。

遠藤慶太・河内春人・関根淳・細井浩志編
本体4,800円+税

各論考・コラムの詳細はこちらから。
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/4616


日本古書通信だより(2018年5月)

「日本古書通信」5月号(83巻5号)
5月15日発売

主要目次

特集・東北の古本屋1−岩手県
 折付桂子
夏目漱石とスコットランド―新発見の葉書
 川島幸希
「夢幻航海」通信より(上)
 岩片仁次
民権左派思想家・文海説の検討
 堀部功夫
広津和郎の「晩秋の日に」の初出について
 高山直也
国会図書館デジコレで読む古文書5「与力同心勤方」
 大沼宜規
本卦還りの本と卦133 犬の歌
 出久根達郎
昨日も今日も古本さんぽ91 春近書房
 岡崎剛史



東北の古本屋より

東日本大震災から七年が過ぎた。2011年以来、小誌では、被災地の古書店の方々を継続的に取材し、震災・津波・原発事故に負けずに頑張る古書業界の姿を伝えてきた。
震災の年、広範囲の甚大な被害にもかかわらず営業を止めるという店はなかったが、今はどうなっているのだろう。ネット販売を主にする新しい方の参入は目に付くのだが。昨秋、岩手の古書市場に伺った際、他地域の様子を知りたいという声もあり、いま、古書店はどんな状況なのか、店は何軒あるのか、東北全体の実態を伺い、記録しようと考えた。地域と「店」の新しい案内となるよう、県毎に順次紹介していきたい。

「日本古書通信」5月号 5月15日発売
定価720円(送料78円)


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八木書店メールニュース 2018/5/11〔37号〕
発行:(株)八木書店 古書出版部 https://catalogue.books-yagi.co.jp/
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